「水野さんの作品は薄くて美しく丈夫に出来ているのはこの過程を経て初めて実現するものなのです。」
水野さん自身あまりおっしゃらないので迂闊だったのですが、砥部の石をスタンパーで叩いて粉にした生地を使っていらっしゃることが解りました。
スタンパーで叩いて粉にした生地は今や大変貴重な技術で、大方のものはグラインダーで粉砕した生地を成形します。普通に入手できる砥部の土で出来たものは、もう少し分厚くなってしまうものなのですが、水野さんの作品は薄くて美しく丈夫に出来ているのはこの過程を経て初めて実現するものなのです。
長い間そのことを知らずに作品を頂戴していたことをお詫びして、改めてお客様にそのことをお知らせする次第です。
工芸店ようび 店主 真木
水野克俊さんには、いつの間にかいろいろな片口を作っていただいていますが、その使いやすさ、美しさには、やはり理由がありました^^
知らなくてもお気に入りのうつわたちなのですが、水野克俊さんのものづくりへのこだわりを垣間見るようで、いっそう使うことが楽しくなりそうです^^
ちょうど、ドレッシング入れにおすすめの「白磁手付片口」がやってきました。
八分目で100mlほど入ります(^^)/