白磁:白磁手付片口・水野克俊

「水野さんの作品は薄くて美しく丈夫に出来ているのはこの過程を経て初めて実現するものなのです。」

水野さん自身あまりおっしゃらないので迂闊だったのですが、砥部の石をスタンパーで叩いて粉にした生地を使っていらっしゃることが解りました。

スタンパーで叩いて粉にした生地は今や大変貴重な技術で、大方のものはグラインダーで粉砕した生地を成形します。普通に入手できる砥部の土で出来たものは、もう少し分厚くなってしまうものなのですが、水野さんの作品は薄くて美しく丈夫に出来ているのはこの過程を経て初めて実現するものなのです。

長い間そのことを知らずに作品を頂戴していたことをお詫びして、改めてお客様にそのことをお知らせする次第です。

工芸店ようび 店主 真木

水野克俊さんには、いつの間にかいろいろな片口を作っていただいていますが、その使いやすさ、美しさには、やはり理由がありました^^

知らなくてもお気に入りのうつわたちなのですが、水野克俊さんのものづくりへのこだわりを垣間見るようで、いっそう使うことが楽しくなりそうです^^

ちょうど、ドレッシング入れにおすすめの「白磁手付片口」がやってきました。
八分目で100mlほど入ります(^^)/

水野克俊

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年67月23日

工芸店ようび 店主 真木

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