九谷焼:染付山水図6寸段皿・正木春蔵
「古染付によくある何かと何かを混ぜて景色にしたような文様です。」
正木さんの古染付の写しが久し振りに出来て参りました。
湖なのでしょうか、小舟が浮かんでいて山が見え、仕掛け網のようなものもあり、おだんごの様な塔のようなものが立っている古染付によくある何かと何かを混ぜて景色にしたような文様です。
ふちの同心円の太いの細いのと縞が効いています。裏にも同心円の文様が入っていて薄く出来ていて持ち心地も大変よろしきもの、さまざまにお使いいただけるでしょう。
折敷は潤色の真清田(一尺二寸)、徳利は辻村塊さんの可愛らしいけどしのぎが効いていて豪快な徳利です。盃も少し大きめの辻村塊さんの刷毛目です。
工芸店ようび 店主 真木
店主が認めているように、何かが描かれているのか・・・なのですが、涼し気な風景です。
だからでしょうか。
縁の太線細線が、湖面にいく重にも輪を描いて広がっていく波紋のようにも思えます。
目から涼を・・・。
夏を涼しく乗り切りましょう^^
徳利とぐい呑みは各一点となりますので、公平を期して12日夜8時からの販売とさせていただきます。