漆器・輪島塗:透漆八角小皿・奥田志郎

漆器・輪島塗:透漆八角小皿・奥田志郎

「使っているうちにくろい色が透けて少し漆本来の色になります。」

野田行作 作の八角小皿がなくなって久しくなっておりましたもの、ご希望が多くて、やっと造ることが出来ました。

前のものの完全な写しではありませんが、コップ台、盃の台、湯呑の台、と面積をとらず便利で多用途に供していただけるものと思います。

この度は輪島の奥田志郎さんが作りました。拭漆のものと洗朱のものを作っておりましたが、改良いたしまして拭漆は透漆に、今準備中のものは朱漆にする予定でございます。

透漆は、朱合と称する生漆から水分を抜いた、顔料の入っていない漆です。使っているうちにくろい色が透けて少し漆本来の色になります。

工芸店ようび 店主 真木

お待たせいたしました!

八角皿がやって来ました。
進化をして・・・。

造り手が奥田志郎さんに替わり、塗りも透漆に。

今は端に透けた様子が伺えますが、毎日使っていただいて育てていただければ、少し透明感が増したより美しい漆器となってくれます。

一度八角皿を使いだすと、八角皿が無い湯呑は、なんとなく居場所を失ったようにも思えるから不思議です。

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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