漆器・輪島塗:朱蓋に箔丸底端反椀・奥田志郎・山本哲

漆器・輪島塗:朱蓋に箔丸底端反椀・奥田志郎・山本哲

あらためて「うるし」のこと。

今日は「うるしの日」です。

あらためて「うるし」のこと。

語源が「うるわし(麗し)」とも言われる「うるし」は、「漆黒」という言葉もあるほど、塗料としての美しさは高い評価を得ています。
あわせて、「うるし」は熱や湿気、酸、アルカリに強く、腐敗防止、防虫の効果もあります。

高温多湿の日本に適した「うるし」ですが、実は、紫外線が苦手だったりします。
工芸店ようびの漆器の扱いについてまとめましたので、ぜひご一読くださいませ。

→ようびの漆器のお取り扱いについて

さて、こちらは「昭和の名椀」とご案内した「切箔絵黒端反椀」を朱に塗ったものです。

お正月にふさわしいように箔を施しました。

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お正月の道具

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木