我が家のお雑煮 朱二ツ椀
「お餅と具がゆったりと入っていい感じです。」
朱二ツ椀
お雑煮は御出身地によって千差万別。かなり興味を持ってお聞きしてもやはりとり入れさせていただけません。結局毎年同じ自分の家のお雑煮になってしまいます。でもお餅が必ず入っていて、具が多く大きいのは変わりないようです。
今年は桃山時代の合鹿椀の写し(二つ椀・この度は本朱)に雑煮を盛ってみました。お餅と具がゆったりと入っていい感じです。小さい方に黒豆・ごまめ・酢牛蒡の三種を盛り、からすみと大根は須田菁華さんの椿紋の華やかな色絵の皿を使ってみました。
盃は根引松紋(伏原博之さん)静かで華やかでお正月気分満載です。
工芸店ようび 店主 真木
長らく「黒」をご案内していましたが、今回、奥田志郎さんが「朱」も制作してくださいました。
さっそく、お正月のコーディネイトに^^
お餅、小芋、大根、豆腐、そしてお味噌のすべてが白(o^^o)
こちらのお雑煮は店主のおうちの「(家での名称だそう)公家雑煮」です。
白味噌は、平安時代の公家文化の名残だそうで、「公家雑煮」の名前もあながち間違ってはいないようです^^
こちらの「二つ椀」、一の椀は500mlほど入るので、具だくさんのお雑煮がいただけます。