粗い布見せの折敷を御希望される方が意外に多く、多少の傷が目立ちにくいという理由もあって、山本哲さんに洗い目の布を貼って作っていただいたものです。仲々風雅なよいものになりました。寸法はようびが考えましたいつもの寸法です。

工芸店ようび 店主 真木

今回の特集「おねぎの季節」の主役は、山本哲さんの新作「にちにち膳・布着」。

「にちにち膳」もですが、造り手が奥田志郎さんから山本哲さんにバトンタッチされました。

「布着せ」は、タモの一枚板に麻布が貼られ、その上に幾度も漆が塗られています。
布を着せることで一層丈夫なお膳となるのですが、使い込み、擦れていく表情も愉しみです。

贅沢な仕上がりのお膳。
一生ものの価値があります。

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