色絵耳付スープ碗・大・赤緑点・古川章蔵
「お寒い日、何といっても温かいものがごちそうです。しかもたっぷり、身も心も温かくなるように。」
この度はとてもよい鶏のガラが入手でき、首づるも身のついたままのものでしっかりスープをとりました。セロリ―、玉ねぎ、にんじん、ローリエを入れ、二時間かけてていねいにアクをすくい、寸胴のお鍋に近付き、よい香りにつつまれながら久し振りにスープをとるのはうれしい作業でした。
ブツ切の鶏もも肉をオリーブ油で少しこげ目がつく位にしっかり炒め、塩・胡椒(白と黒)してスープを張り、鶏肉があらかた煮えるまで火を通します。それからニンジン、玉ねぎを入れ一番上にキャベツの串切りにしたものを並べて落とし蓋をし、スープがかぶる位入れて一時間半位煮てください(最初は強火、アクが浮いて来ましたら火を弱めてアクをとりながらゆっくり煮ます)。
キャベツは今が一番美味しい季節です。キャベツの甘みも加わって、それはそれはよい味になります。コラーゲンもたっぷり。今回は古川章蔵さんの耳付の大ぶりスープ碗を使っています。クリスマス色(みどりと赤)かな?と思って。
固い目のパンも合いますが、今度はご飯にしています。
工芸店ようび 店主 真木
古川章蔵さんから耳が愛らしいスープ碗です。
スープやシチュー碗としてだけではなく、カレーのご飯とソースを分けてサービスする時などにもおすすめしています。
もうすぐクリスマス。
赤と緑があれば・・・。
クリスマスの日のスープ碗にいかがでしょうか。
ちょうどやって来てくれました^^