鶴皿・阪東晃司
「この皿に何かを盛りつけると即、お正月料理になってしまう程のインパクトがあります。」
この鶴の皿は、京都清水で作り継がれてきた御祝のための豪華なお皿です。お正月など、この皿に何かを盛りつけると即、お正月料理になってしまう程のインパクトがあります。
京の永楽家には、十一代保全の時代に紀州徳川家より賜られた河濱支流という金印が伝わっていて、特に自信作にはこの印を用いられると聞いています。これが押された見事な鶴皿を見たことがあります。それが保全さまの本歌だったのでしょうか、清水でさまざまの人たちがこの皿に挑戦して来られました。
ようびも阪東晃司さんの腕を信じて粟田の土で挑戦していただきました。安定したよいものに仕上がっていると思います。
工芸店ようび 店主 真木
今日は日の入りが一年で最も早い日。
大阪の今日の日の入りは16時47分です。
すでに街の灯りがきらきらと。
ちなみに、東京は16時28分。
15分以上の差があります。
さて、阪東晃司さんからお正月のお皿です。
毎年ご好評をいただいている「鶴皿」がやってきてくれました。
いつみても、表情が少々はにかんでいるように見える愛らしい鶴。
阪東晃司さんの「鶴皿」で迎える新年、きっと良い年です。