伊賀焼:梅急須・小・杉本寿樹
手のひらに馴染んてくれる、こちらの急須が和みます。
関東地方が先に梅雨入り。
気がつけば二十四節気では「芒種」です。
「芒(のぎ)」はあまり聞き慣れませんが、イネ科の植物の穂先のトゲトゲのこと。
つまり、「芒種」は稲を含むイネ科の植物の種をまく頃です。
ただ、近年田植えは随分早くなり、稲の「芒」は小さく小さくなって存在がわかりません。
どちらも人間の都合だそうで、「芒」があると種まきにも保管にも邪魔なので栽培種では退化させられているそうです。
さて、杉本寿樹さんから梅急須がやってきました。
つまみが梅、そして、形も梅。
とても愛らしい急須です。
300mlほど入ります。
一人でのんびり大好きなお茶をいただく時、手のひらに馴染んてくれる、こちらの急須が和みます。