漆器・輪島塗:本朱八角小皿・奥田志郎

漆器・輪島塗:本朱八角小皿・奥田志郎

使うにつれ表情が変わるのも魅力です。

今日は「タロとジロの日」。

南極観測隊に同行し置き去りにされたカラフト犬のうち、タロとジロの2頭が生きているのが発見された日です。

ジロは翌年亡くなってしまいますが、タロは天寿を全うしました。

寒い日が続きます。
南極はもっともっと寒いんだと思うと、タロとジロの生命力に頭が下がります。

さて、お正月が明け、湯呑を中心にご案内してきましたが、今回の主役はこちら。

奥田志郎さんの八角皿から「本朱」です。

「本朱」は重厚感のある赤。
使うにつれ表情が変わるのも魅力ですね。

茶托の使い方いろいろ

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木

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