漆器:切箔絵黒端反椀・奥田志郎・山本哲

「昭和の名椀や」

兄(故 野田行作)が懐石「辻留」さんのために作りました椀の写しを、本体は奥田志郎さんに、装飾は山本哲さんにお願いして作っていただきました。

「昭和の名椀や」と故 辻留 辻嘉一師がおっしゃって下さった、と兄が得意げにいっておりました。姿、形も手取りもよく、箔絵も洒脱で、そのあたりがお気に入りのようでした。そして義一師の時代、半世紀以上になる今もお使いいただけているものです。

ありがたいことです。

今までは兄の神域に立ち入れない気がしていましたが、やっと甦えらせることが出来、兄もよろこんでくれているように思われて、ここにご紹介するのがうれしい椀です。

工芸店ようび 店主 真木

今年は、残念ながらお雑煮椀の種類があまり多くありません。
ですが、そんな中、とても素敵なお椀がお正月に間に合いました。

店主がずっと再現したかった、故 野田行作(実兄)のお椀です。

箔絵がはんなり・・・。お正月用、お雑煮用と思われがちですが、辻留さんはここにたっぷりとお味噌汁をつがれました。

季節季節、場面場面でお愉しみいただけるお椀です(^o^)

「昭和の銘椀や」切箔絵黒端反椀

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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