それなりの趣、手後・・・

粉引口だめ汲出・荒賀文成

粉引の器について

・・・続き

日本ではこの風趣を主に茶人たちが愛し、剥がれ落ちたものは虫喰い、染みは雨漏りなどと呼び、「李朝です」といえば「ほほう」とよろこばれてきました。
この種の特別なものとして「堅手李朝」と呼ばれているものがあり、これは官窯白磁の少し質の落ちる白土が使われているもので、これはまた趣の深いものとして認められているのです。
さまざまなトラブルをそれなりの趣、手後として受け入れてきた私達先祖の見識は、大いに評価されるべきものと思います。

続く・・・

工芸店ようび 店主 真木

梅雨の走り・・・。

雨が降ると寒く、晴れると暑い日本列島。
雨具とタオル、そして、何かはおるもの・・・必要ですね。

さて、
5月の終わりは、粉引の特集です。

こちらは「汲出」です。
でも、楕円なおもしろい形。

今が旬の空豆を蒸して盛ってみました。
大人・・・な味です(o^^o)

粉引

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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