灰釉ビードロ3寸甲鉢・有松進
釉のかかりも自在で伸びやかです。
祝日の昨日は「ふろしきの日」でもありました。
日本伝統のエコバック(のようなもの)。
どの絵柄も日本らしく、縁起の良いものも多く作られています。
一つ残念なのが、「唐草模様」の風呂敷がイコール「泥棒の風呂敷」になってしまっていること。
泥棒は、泥棒に入った家の風呂敷を使い盗みをするそう。
以前「唐草模様」は大人気だったそうで、どの家にもあった・・・からだそうです。
さて、有松進さんからビードロの甲鉢です。
長森慶さんからバトンタッチされた魯山人写しの「甲鉢シリーズ」。
総織部にプラスして、有松進さんらしくビードロ釉でも作っていただくことに。
見込みのビードロ溜まりが美しいビードロシリーズ。
釉のかかりも自在で伸びやかです。
すでに4寸はご案内していますが、こちらはひと回り小さくした3寸の小鉢です。
盛ったのは、冬から早春の酒の肴、牡蠣の酒炒り。
小さめなので、一人分が程よく盛り込めます。