釉薬のかかり方が愉しい人気の定番。

灰釉ビードロ飯碗・有松進

阪神淡路大震災から23年の今日、1月17日。
雨となりました。

20年目のことですが、
地元神戸新聞が「震災の前日」の思い出を募集しました。
どの投稿も、当たり前ですが、
まさか、翌日に大地震が・・・。
それは、
今日の自分自身かも知れません。
あらためて、
鎮魂とともに、震災への備えを肝に銘じる一日です。

さて、
有松進さんから、ビードロの飯碗です。

薄く軽く、繊細に焼き上げられる器が特徴のひとつである有松進さんですが、
こちらは少し厚みのある飯碗です。

釉薬のかかり方が愉しい人気の定番。
今回の窯出し分は、見込みに釉薬溜まりがありません。

写真を撮り直しました^^

有松進

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木