空と草原
「夏の日のひとそろえでございます。」
天神祭は今年も神事と陸渡御の一部となり、少々寂しい夏でございます。
求々草にのせているd.tamさんの楕円の深皿には、たことブロッコリースプラウトと胡瓜、夏の定番でございます。お味噌だれか胡麻だれのような少し強い目のつけ汁がお酒には合うように思いますが、酢醤油もさっぱりといたします。
ガラスのお皿には「空と草原」という作者からの名前がついていて、空からは雨が降っているか光がさしているかのような斜めの線が入っていてたのしいものです。
片口にはさっぱりした日本酒、ブルーのぐい呑もよろしいでしょう。取り皿は九谷美陶園さんの千鳥の皿、箸置は須田菁華さんの染付のお魚です。
夏の日のひとそろえでございます。
工芸店ようび 店主 真木
クリスマスに「流れ星」を思いご案内したd.tamさんの楕円鉢。
季節はめぐり、夕立の雨か、キラキラ降り注ぐ陽ざしのようにも・・・。
自分だけの密かな見立ても楽しい和食器。
テーブルマット、ぐい呑、波に戯れる千鳥のお皿・・・。
隅から隅まで納涼のコーディネイトとなりました。