漆器・輪島塗:まり椀・奥田志郎

椀の中で適度に湯気が対流し、ご飯をよりいっそうおいしくしてくれます。

お椀(お碗)は、歴史的には陶器ではなく木製の時代が長く続きました。
軽いこと、さめにくいこと、熱い料理を盛っても、持つ手や唇が熱くならないことなど、陶磁器よりも利点がたくさんがあります。

さらに、「まり椀」の場合、椀の中で適度に湯気が対流し、ご飯をよりいっそうおいしくしてくれます。
また、口元にのぼってくるほどよい湯気で、さらにおいしくいただくことができます。

身体にいいけどごわごわで食べにくい古代米や五穀米、麦飯に違いがはっきりしてきます。

「まり椀」のご案内で、筍と蕗のご飯を炊いたのですが、あらためて、陶器の飯碗と「まり椀」の違いを感じることとなりました。

あつあつでも、冷めても、本当に美味しいです(o^^o)

まだ蒸らされていない、炊きあがったばかりのご飯を、一しゃもじ分盛りました。
一文字ご飯です^^

【一汁一菜】お味噌汁中心の食事

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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