九谷焼:呉須赤絵牡丹鳳凰文平鉢・正木春蔵

一器多用の大皿

明の呉須赤絵の本歌を蒐集家に見せて貰われた正木さんが、十数年前に造って下さったものを、お正月用の盛り鉢にと、又作って下さいました。赤絵と色絵のにぎやかな文様なのに全然邪魔にならない、大変盛り映えのする大皿です。

盛り方名人の故、辻嘉一師は著書の中で(辻留の和食器入門・中央公論社)、一器多用の見本として十九種ものお料理を盛って見せておられます。一枚あることで華やかで美しい食卓になりますことお受け合いします。

取り皿は自然な形の白化粧で、誠に品位の高い土物です。このように華やかなものに合わせたり、生菓子の皿に、そして平向付としても焼物皿にもと、お使い下さるたびに価値を解っていただけるものと思います。

工芸店ようび 店主 真木

どうどうとした赤絵の大皿です。
縁が広いので、盛り映えがします。

今回は、お寿司でしたが、
鶏の炊合せなど地味めな料理も、縁の赤がもり立ててくれます。

お正月にあわせてのご案内ですが、
仲間の集まる日、食卓の真ん中のお皿になってくれることでしょう!(^^)/

一器多用の大皿

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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