「うぐいす餅と聞いただけで、まだ春浅き空気感まで脳裏に浮かんでくるのは・・・」

菊壽堂「うぐいす餅」

うぐいす餅と聞いただけで、まだ春浅き空気感まで脳裏に浮かんでくるのは、これまた今頃の季節に季節を先取りしてお菓子屋に並ぶものだからなのでしょうか。2月。八角の黒塗の皿にのせて黒文字をつけると、静かで何かすばらしい和菓子ですね。この八角の木地はロクロを使わず殆んど手で削り出したもので、その分だけ価格は少し張りますが仲々に美しく品良く、他のものが丸の場合、変化がつき重宝いたします。

2月はかぶらももう終わり。お茶碗は4代目菁華さんの洒脱な蕪の絵です。茶托は朱段付茶托が合います。急須は瀬戸の有松進さんの総織部。いつも机の上に居てくれて飽きない色と形です。

工芸店ようび 店主 真木

「むっくり」とした黒の八角皿に菊壽堂さんのうぐいす餅。
初春らしい、とても渋いコーディネイトになりました。

少し大きめの八角皿。
「むっくり」に仕上げる為ロクロを使わないこだわりは、結果、木地作りにかなりな時間が掛かるそう。

次回製作があるかどうか・・・。
この機会をお見逃しございませんようにA^^;)

和菓子

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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