誠に力強くかつ瀟洒なもの・・・

乾山・春草 弥生三月のお膳

乾山はいろいろの季節の文様で外蓋の向付を作っています。いずれも魅力的な文様で、京焼のやわらかな肌の色の上に白化粧をほどこし、鉄絵と呉須の濃淡で文様を画くという誠に力強くかつ瀟洒なものになっています。

400年も経た今も私達にここまで愛されるものを写させていただくについては、さまざまの難関を越えねばなりませんでした。伏原さん師弟はよく挑戦して下さいました。春のお寿司のなんと似合うことでしょう。

赤貝と生わかめの二杯酢は有松進さん(瀬戸)の美しい色の貝の向付に、繭形の小皿には二杯酢が入っています。小椀は守田漆器さんのもので、白みその汁に白玉だんごが入っています。いずれも単純なものですのでお器が引き立っています。

工芸店ようび 店主 真木

お待たせいたしました!
乾山の春草の蓋物で弥生三月のお膳をコーディネイトしました^^

桃の節句はちらし寿司。
具は錦糸玉子の下に隠しながら、見た目は木の芽を散らしたシンプルなものに。
大人の雛祭りにぴったりです!

乾山・春草 弥生三月のお膳

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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