鶏の出汁とあわさって・・・(o^^o)

斑片口鉢・吉井史郎

日常の食卓に鉢ものを導入すると大変家事も楽で、一つずつ盛りつけるよりも早く、温かいものも冷めにくいので大変重宝します。それに、たくさん食べる人と少ない人がそれぞれに取り分けられますので、食べられる量の調整が出来ます。

(一人ずつですと多い人は残り物になりますが、鉢で残ったものは残り物になりません。)

先日あるお集まりで、食卓に鉢で取り分けをしていらっしゃる方が少ないことが分かりました。煮物は煮物、酢の物は酢の物と、鉢や大皿に盛り、たのしい取り皿を用意して何品かを取れるようにすれば、道具も少なくすみ洗い物が増えません。

鉢と取り皿の関係は、同じ感じのものでなく、鉢が土物なら取り皿を磁器という風にたのしんで取り合わせていただくと良いと思います。

工芸店ようび 店主 真木

第四弾!

今回は、吉井史郎さんから「片口」の盛り鉢です。

合わせた取り皿は、土山敬司さんの小鼓の小皿。
日常使いにおすすめの小皿ですが、
仲間の集まる日、鼓の模様が少し華やいだ気分もしてくれます。

盛ったのは、鶏とキノコの炊き合わせです。

今回のキノコは、椎茸、シメジ、舞茸の3種ですが、
キノコは、三種類以上、いろいろ混ざっている方が香りも旨味も豊かですね。
それが、鶏の出汁とあわさって・・・(o^^o)

盛り鉢と取り皿

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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