「あるようでないものの代表でしょう」

ビスク蓋付碗・ギルドコーポレーション[舛田楞]

「あるようでないものの代表でしょう」。『工芸店ようび』のご主人・真木啓子さんは舛田楞さんの作品をこう定義した。

こちらは、もう15年ほど前になるでしょうか、「あまから手帖」に門上武司氏が書かれた記事の文頭です。

平成13年の夏に50歳の若さで急逝した舛田楞さん。
最高級の白磁の土である天草陶石にこだわり、天然の釉薬にこだわり、造り出すフォルムは「白」を生かしたシンプルそのもの。
今でこそ、「白のうつわ」は人気がありますが、舛田楞さんが「工芸店ようび」に始めて来られた時分は、まだまだ「白のうつわ」は世間からは認知されていませんでした。
一目でその才能に惚れ込んだ店主。その日から舛田楞さんとの合作とも言えるうつわたちが次々と生まれていきました。そして、舛田楞さんの一つの世界ができあがったその矢先の訃報でした。

舛田楞さんの白磁は、残念ながら現在在庫はありませんが、記事を掲載しましたので、ご一読いただければ幸いです。

→「あまから手帖 2002年1月号 「たぶん、日本一の店」より「白の足跡・門上武司」

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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