さすが、と思った次第です。

染付枯木に鳥図皿・正木春蔵

何時どこで見たのか忘れてしまったのですが、この本歌を見た時、何て魅力的な図柄だろうと思いました。先日ある雑誌でこのお皿が載っていて、すぐに正木さんにお願いしてみました。何ともユーモラスな枝の形、しみの様にある文様が梅の木であることを示しています。泊まっているのは大きな鳥、嘴の形からすると猛禽類ではない様ですが、何かを狙っている様な鋭い目をしています。

桐の木の花が咲く頃、葉と花の様子が「桐の紋」はここから出来たと思わせる瞬間があります。その紋を配して梅の花はもう咲き終わったことを示し、夏にかかる頃の生物、皆、元気な様子なのかと思いつつ、正木さんの感覚と技倆のたしかさを実感しました。生地は少しよごし手になっていますのもさすが、と思った次第です。

店主 真木啓子

大阪の4月のスタートは雨となりました。

それより、お昼前の地震にはびっくりです。
「まさか南海トラフ??」と身構えてしまいましたが、大きな地震ではなく、一安心でした^^

こちらは、
店主が気になっていた古い九谷のお皿を、正木春蔵さんに写していただいたものです。

古い感じまで表現されているような・・・。

うつわ好きには骨董好きも多いはず。
そんな方におすすめです(^^)/

正木春蔵

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

[mailpoet_form id="2"]