かなり力強い枝も受けとめてくれる重宝な花入です。

手造花入・和仁栄幸

太白桜と妙蓮寺椿の組み合わせです。
椿は春たけてくると一番花のように元気はありませんが、少し小さくなってかえって桜が主役になり可憐な感じになります。

和仁さんの少し変形の旅枕の形の花入です。
上渕が少し太くなっていてかなり力強い枝も受けとめてくれる重宝な花入です。
上渕が分厚いのに全体が軽く仕上がっているのは轆轤の技術が高いからです。

店主 真木啓子

和仁栄幸さんからも素敵な花器を一点ご案内させていただきます。

小さな茶室でひっそり生けられた桜と椿。
掛けられたお軸は、僧正遍照の歌と天女です。

天津風(あまつかぜ)
雲の通ひ路(かよひじ)
吹き閉ぢよ
をとめの姿
しばしとどめむ

百人一首でお馴染みですね。
「をとめ」とは天女のことです。

焼き締め

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
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TEL:06-6314-0204
この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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