漆器・椿皿No.1・黒・奥田志郎

漆器・椿皿No.1・黒・奥田志郎

月夜のように黒に団子が似合います。

今日は「立待月(たちまちづき)」。

「今か今かと立って待つうちに月が出る」。

「十六夜月(いざよいづ)」、「居待月(いまちづき)」、「寝待月(ねまちづき)」。
日本には、満月の「十五夜の月」の他にも月に愛称があります。

特に秋は清々しく美しいお月さま。
晴れの夜はのんびり月夜をめでたいものです。

さて、お皿は奥田志郎さんから「椿皿No.1・黒」。
もっちりとした姿は若々しい印象です。

「月見の宴」は満月の日だけじゃもったいない・・・ということで、月見団子です。
月夜のように黒に団子が似合います。

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年67月23日

工芸店ようび 店主 真木

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