染付鞍形向付・雲鶴・杉本太郎
伸びやかなうつわに、伸び伸びとした鶴たち。
一昨日は「飛行機の日」、今日は「日本人初飛行の日」。
ライト兄弟が初飛行に成功した日から7年後のこと。
ライト兄弟の飛行時間は12秒で飛行距離は約36.5m、
一方、日本初は、飛行時間4分、飛行距離は3000mだったそうです。
さて、「飛」つながりで、引き続き鶴のお皿です。
こちらは杉本太郎さんから楕円の中鉢です。
深さもあるので、いろいろなお総菜が気軽に盛りつけられます。
白磁はあくまで黒点のない真っ白なものが良し・・・ともされていますが、
こちらは古伊万里のように、ほくろのような黒点が見え隠れ。
おおらかな風景を作り出しています。
伸びやかなうつわに、伸び伸びとした鶴たち。
お正月にもおすすめの楕円鉢です。
筑前煮をこんもり盛ってみました。
中国の思想では、雲の中を飛ぶ鶴は、優れた人格の持ち主の象徴だったそう。
雲鶴の文様は日本でも親王の袍ほうの文様として定められていたそうです。