藤浪 色絵藤文尺寸皿
「春すぎて夏来にけらしの季節までに牡丹・藤の季節があってと日本人の感覚の中にすり込まれているようです。」
春すぎて夏来にけらしの季節までに牡丹・藤の季節があってと日本人の感覚の中にすり込まれているようです。
伏原さんの藤の大皿(仁清写し)をお出ししてみました。仲々に入手も難しくなっている京焼の土ですが、彼は懸命に土を探して作品を作ってくれています。こんなに大きなお皿は高度なロクロの技術が必要で、薄く美しく贅沢な一枚です。
大阪の「すし萬」さんのお寿司に空豆塩ゆで、胡瓜とじゃがいも、大根漬のかくやを添えてみました。
取り皿はd.tamさんの藤色のグラデーションが5枚組になったお皿で、たのしんでいただけると思います。
工芸店ようび 店主 真木
風にそよぐ満開の藤棚の下(もと)でのんびり過ごす昼下がり。
お昼の一時、春の喜びに満たされます。
一尺の大皿に描かれた藤の花。
大皿だからこそ描けた藤の花たち。
余白を生かして、春のご馳走やお寿司を気軽に盛り込んでください。
本歌は、京焼の名工野々村仁清の「色絵藤花文茶壺」です。