ハジケや手跡の面白さ
辻村塊さんの作品は、息使いや勢いを感じて魅力的な分、この様にどうかするとカケに見えてしまうこともあります。
上ぶちまでロクロを引き上げて手を放す直前の手跡などです。それをきれいな形に修正するかどうかは造り手の意向によります。それを受け入れるかどうかも買い手、使い手の意志によります。ようびはこの手跡の面白さを重んじています。
砂石まじりのハジケなども同様に、魅力として捉えています。伊賀や信楽の面白さはそんなところにもあるのです。
工芸店ようび 店主 真木
今日で11月も終わり、明日から師走です。
いかがお過ごしでしょうか。
辻村塊さんの信楽焼、伊賀焼をご案内していますが、今日は、少し観点を変え、「ハジケや手跡の面白さ」のお話です。
こちらの伊賀焼の小皿も、写真のように欠けているように見える部分がある場合がありますが、どれも、辻村塊さんご自身が検品をされ、納品してくださっています。
どれも辻村塊さんの「手跡」。
お愉しみくださいませ^^