久しぶりに「器替わり」をお届けします^^
定窯白瓷斜線彫り縁中鉢
定窯白瓷と作者が書いて来られていましたので、そのままの名前にさせていただきました。
定窯は大変美しい白瓷で北宋の代表的な焼物です。遺品は少なく磁器をしている者たちにとってあこがれの強いものです。写しをつくるなど至難のわざなのですが、「どうして定窯って名前つけたの?」と聞いてみましたら「定窯みたいな色に見せませんか」とお茶目な御返事が返って来ました。
土も違い形も焼成も違い釉ももちろん違いますが、この半酸化の少し暖かみのある色合いだけでもおたのしみいただければと思います。
工芸店ようび 店主 真木啓子
久しぶりに「器替わり」をお届けします^^
今回は、さっと揚げた空豆のご飯が美味しい「一汁一菜:No.17 クレソンのクリームスープ」。
サラダをお箸でいただけるよう「染付芙蓉手深鉢・土山敬司」、
スープを「黒まり椀」に替え、コーディネイトです。
クレソンのスープは、クレソンらしい苦みがアクセント。
少し苦手な方は、溶かしバターを少し入れると和らぎます^^
店主の文章は、
海老ヶ瀬保さんからの新作「定窯白瓷斜線彫り縁中鉢」のもの。
爽やかな、白磁、青白磁を作って下さっている海老ヶ瀬保さんから、
珍しく、温かみのある乳白色の白磁・・・。
炒飯にサラダにパスタに煮付けに・・・。
「お茶目な」遊び心と一緒に、お愉しみ下さいませ(o^^o)