小正月 あずき粥

漆器・輪島塗:透漆筋目尺3丸盆・奥田志郎

1月15日はあずき粥の日です。

1月15日は昔は小正月とか女人正月とか言いました日、少し前は成人の日でした。あずき粥の日で、この習慣は(天狗のまじない)要するに魔調伏なのです。お粥に小豆を少したくさん入れてバラバラっとお塩を振って召し上がるのもよし、小豆の味を単純にたのしまれるのもいいでしょう。

今年は寒さ厳しく蕪は甘さを増し、ぬか床に入れるとすぐに漬かってくれます。美味しいものです。

尺三寸の千筋の盆は奥田志郎さんの透漆ですが、漆の良さがしっかり解る美しいものです。

黒まり椀はこの盆に載せますと清楚で美しいものだと改めて思います。あずき粥にはぴったりなのではないでしょうか。

工芸店ようび 店主 真木

小豆粥です。

煮小豆は栄養たっぷり。
小豆粥の他にも、赤飯、ぜんざいなどに大活躍。
常備食として多めに作っておきたいですね。

前日から水に浸けておく必要はありませんが、「渋抜き」がうまくいかないことも。
フライパンで2~3分ほど中火で乾煎りすることで「渋抜き」が不要だそうですので、ぜひお試しください。

新作は奥田志郎さんの千筋の盆。
食卓が凛とします。
朝食に昼食に気軽に使っていただけます。

小正月

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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