漆器・飛騨春慶塗:大徳寺重・滝村弘美
「大徳寺弁当を二、三人前のお重詰め用として用いた場合、少しお正月らしい取り皿と酒次、酒盃で盛り上げます。」
大徳寺弁当を二、三人前のお重詰め用として用いた場合、少しお正月らしい取り皿と酒次、酒盃で盛り上げます。
椀は金箔の黒椀、内側が深くてお餅がゆっくり入ります。お正月以外にもたのしんで使っていただけるよい大きさの椀です。取り皿は染付松紋の皿(藤塚光男作)。酒次は伏原博之さん作の乾山の写しで、徳利にはない何か古風だけれどお手許の美しい注ぎ方が出来、この度は刷毛目の盃を取り合わせてみました。
工芸店ようび 店主 真木
コーディネイトの主役は「大徳寺重」ですが、脇も素敵です。
特に、「色絵雲菊紋銚子」。
本歌はMIHO MUSEUMの「乾山色絵菊文手付汁次」。
こちらは、伏原博之さんの乾山の写し。
深い赤がはんなり美しい、そして、まあるく愛らしい銚子です。
250mlほど入ります。