屠蘇飾り・澁谷利兵衛商店

屠蘇飾り・澁谷利兵衛商店

「しかもお仕事が大好きでいらっしゃる・・・」

長年お正月飾り、水引、お箸袋などお願いしていました老舗がとじてしまわれました。そこで、今年から澁谷利兵衛さんというこれも有名な結納用品の老舗(一七二四年 享保九年創業)にお願いして屠蘇飾りと箸袋を作っていただきました。

御遠慮がちにお願いに参りましたら、なんと社長さま自らがお作りになられているそうで、しかもお仕事が大好きでいらっしゃるということ、さっそくさまざま希望をあつかましく申し立てて作っていただいたものです。

松竹梅をうまく配していただいて、美しいものになりました。

こんなお店が大阪にありますことは嬉しく、大切にさせていただきたいと思いましたことです。

箸袋は水引だけの単純なものが御家族のお名前やお客様のお名前を書いていただくとそれだけでお正月らしい雰囲気を醸し出します。これも澁谷利兵衛さんのものです。昨年までのものと紙質が違いますが、今は技術的に出来にくいもので手に入らない由でした。

工芸店ようび 店主 真木

昨日ご案内した「色絵雲菊紋銚子」も素敵ですが、いつもの酒器に屠蘇飾りをつけるだけで、とてもはんなりした風景に。

錫の酒器だと華やかさも感じられます。

お正月には「祝箸」も必需品。
あわせて澁谷利兵衛商店さんに作っていただきました。

なお、山本哲さんにお願いしている六五重のうち、「宝尽くし黒内朱三段重」など加飾の細かなものは、年内は本日までの御注文とさせていただきます。

ご検討くださいませ。

屠蘇器

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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ようびの輪島の作家は奥田志郎さんと尚古堂さんが居られますが、皆様から厚いご支援、お言葉を賜り、ありがたく厚く御礼申し上げます。

ご支援金等は復興が始まります時「ありがたく役に立たせていただきます」と申されております。

しばらくの間、ようびには作品が入ってこない状況が続きますので、今手持ちの作品たちを買っていただく以外になく、それをもって再開を応援させていただきたく思っております。

よろしくお願い申し上げます。

工芸店ようび 店主 真木

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