京焼・乾山写ゆり文平向付・伏原博之

京焼・乾山写ゆり文平向付・伏原博之

「乾山は、自然からのおくりものだと思いつつ絵を画く人だったのだといつも思います。」

乾山は、自然からのおくりものだと思いつつ絵を画く人だったのだといつも思います。乾山の心と手を通過した作品は特別の魅力を持つ別次元の自然に変化して、我々を楽しませてくれます。

このゆりの向付は蓋物に画かれていたものを、以前からお作りしている平向付に転用したものです。またこれはこれで美しいものになったと思っています。花弁の細さから想像するとささゆりかと思われます。百合の季節は意外に長く、5月、6月、7月と使えますし、文様としてもやさしく季節ものとしてではなく自由にお使いいただいてもよいのではないでしょうか。

あっさりとした焼物を盛り、涼しげな夕餉といたしましょうか。

工芸店ようび 店主 真木

梅雨の頃、雨にうたれうなだれる百合がつらそうに見えます・・・。
雨を楽しんでいる紫陽花を思うとなおさらです。

なぜ花の季節が今なのか・・・^^

こちらは乾山の百合を写したものです。
日本を代表する百合と言えばササユリ。
こちらもおそらくササユリかと。
清楚で品があります^^

乾山写ゆり文平向付

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

[mailpoet_form id="2"]