京焼・乾山写春草紋平向付・伏原博之

今更ながら感動・・・

乾山の本歌はもう少し厚く出来ておりますが、軽やかに見え、その軽やかさを重視して作っていただきました。白化粧が残り雪のように思え、鉄絵も呉須絵もうまく画けていると思っています。

それにしてもこの様な意匠を我が物とし、現代の我々に春の気配まで届けてくれるものであることに今更ながら感動し、感謝しています。

天啓赤絵花網文蓋物・・・小田巻蒸し
伊羅保四方筒向付・・・・芹と車えびのごま和え
乾山写春草紋平向付・・・さわらの幽庵焼

などいかがでしょう。

繭形の箸置は、蚕は春・秋に「まゆ」をつくりますので、品質の良い春子を意識してみました。

工芸店ようび 店主 真木

伏原博之さんから、乾山の春草の写しです。

使い勝手の良い中皿の寸法でからでしょうか、ご好評を頂きました。

一年ぶりの再登場。
つくしの時季に間に合いました!(^^)/

乾山写 春草の皿と向付

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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