鶴皿・阪東晃司

「今年また阪東晃司さんの腕を信じて粟田の土で挑戦していただきました。」

この鶴の皿は、京都清水で作り継がれてきた御祝のための豪華なお皿です。お正月など、この皿に何かを盛りつけると即、お正月料理になってしまう程のインパクトがあります。

京の永楽家には、十一代保全の時代に紀州徳川家より賜られた河濱支流という金印が伝わっていて、特に自信作にはこの印を用いられると聞いています。これが押された見事な鶴皿を見たことがあります。それが保全さまの本歌だったのでしょうか、清水でさまざまの人たちがこの皿に挑戦して来られました。

ようびも二十年前に一度、そして今年また阪東晃司さんの腕を信じて粟田の土で挑戦していただきました。

工芸店ようび 店主 真木

今年も阪東晃司さんに、存在がおめでたい「鶴皿」を作っていただきました。

はにかみ屋さん・・・、そんなお顔。

阪東晃司さんご自身に似た優しい表情の鶴がどうどうと羽を広げています。
来たる年に良いことをたくさん運んでくれそうです^^

鶴皿

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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