『勅なればいともかしこし鶯の宿はと問わばいかが答えむ』

鶯宿梅蒔絵糸目椀・尚古堂・竹田省

『勅なればいともかしこし鶯の宿はと問わばいかが答えむ』

こちらの歌は、紀貫之の娘、紀内侍(きのないし)のものです。

この歌から生まれた鶯と梅の文様。
その文様を描いていただいたのがこちらのお椀。
はんなりとした中にも歌のように愛らしく優しい印象です。

『大鏡』第六に「鶯宿梅(おうしゅくばい)」
『帝の御命令でございますこと、畏れ多く謹んで贈呈致します。
しかしながら、毎年この庭に来てこの梅の枝に宿る鴬が、
我が宿は如何したかと尋ねられたならば、
さてどう答えたらよいのでございましょう』

輪島の塗で京の蒔絵・・・。
薄く糸目に挽かれた椀の蓋を開けると・・・。

うっとりするお椀です。
お正月や早春のお椀にぜひ!
心からおすすめ致します。

ですが、
五客一組では、高価すぎて・・・。
そんな声も聞こえてきそうです^^

朗報です!^^

実は今、在庫が2客のみございます。
せっかくですので、
2客一組でお求めいただけるようにいたしました。
素敵な二人に、おすすめです(o^^o)

お正月の道具

12月まで順次更新します!^^

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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