黒釉5寸馬たらい皿・荒賀文成
同じフォルムですが、質感が違うからでしょうか、印象が随分違います。
今日は「麩の日」。
地味な色の麩ですが、「生麩」「焼き麩」「揚げ麩」「乾燥麩」と種類はいろいろ。
植物由来のタンパク質からできていて、炭水化物が少なく、とてもヘルシーな印象です。
「麩」の主原料は、小麦粉のたんぱく質「グルテン」。
なぜかまだまだ「グルテンフリー」が流行中。
「小麦アレルギー」「グルテン過敏症」などの皆様には要注意な食材ですが、
自分の身体と会話しながら、上手に美味しくいただきたいものです。
さて、荒賀文成さんから新作の浅鉢、こちらは黒釉です。
少し前にご案内した粉引の「馬たらい皿」と同じフォルムになります。
白と黒・・・。
同じフォルムですが、質感が違うからでしょうか、印象が随分違います。
盛ったのは、葉ごぼうの炒め煮一人前です。
しゃきしゃきとした食感が、まだまだ冬眠中の身体に心地よい刺激を与えてくれます。
ごぼうの根の部分だけではなく、葉も茎もいただける無駄のない優等生。
大阪の八尾の特産で「八尾ごぼう」とも「若ごぼう」とも呼ばれています。