少し新しい組み合わせ 屠蘇器

少し新しい組み合わせ 屠蘇器

「正木さんらしい品位と培われたセンスの賜物かとうれしくご紹介いたしました。」

お正月は塗の盃と決まっているようですが、正木さんが華やかな呉須赤絵の3つ組の盃を作って下さいました。大盃は花鳥紋、見込みには手まり獅子、中盃は牡丹紋、小盃は外は丸紋、内は七宝紋と多種の色絵の組み合わせです。いずれも明・呉須赤絵から採られた文様ですが、正木さんらしい品位と培われたセンスの賜物かとうれしくご紹介いたしました。

盃台にいたしましたのは黒真塗のもの、デザート盆としても、お重に入っているものの取り皿としてもお使いいただける多用途のしっかりした塗りでございます。

少し新しい組み合わせでお正月を楽しんでいただければ幸いです。

工芸店ようび 店主 真木

11月23日、「勤労感謝の日」。
いかがお過ごしでしょうか。

関西は朝から雨。
冬の雨の日のように、どんよりしています。
こんな日は、お正月の準備・・・でしょうか。

工芸店ようびの第一弾は、正木春蔵さんの杯で「屠蘇器」です。
一期一会のとても素敵な組み合わせになりました。

少し新しい組み合わせ 屠蘇器

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木





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