焼き方で同じうつわの風景がすっかり変わってしまう・・・。 自在に操る長森慶さん。 愉しそうです^^

青唐津片口向付・長森慶

「一井戸(高麗)、二楽(京都)、三唐津」。

土ものファンは、唐津ファン。

工芸店ようびでも、本場唐津で登り窯にこだわる中村恵子さんのうつわを中心に、
様々な唐津焼をお届けしています。

朝鮮唐津、絵唐津、三島唐津・・・。

表情が豊かで、
何より、使うにつれ表情がさらに豊かに育ってくれる・・・。
土もの好きにはたまりません。

こちらは、その一つ、長森慶さんの青唐津。

灰釉をかけて焼いたもので、
含まれている鉄分の化学変化で、
還元で焼かれると青みがかった焼き色になり、
「青唐津」と呼ばれます。

反対に、酸素たっぷりで焼かれると淡黄褐色になるのですが、
今回は、少し酸化したのでしょうか、
ほんの少し赤みがかった焼き上がりとなりました。

焼き方で同じうつわの風景がすっかり変わってしまう・・・。
自在に操る長森慶さん。
愉しそうです^^

長森慶

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木