漆器・輪島塗: 七尾椀・奥田志郎

漆器・輪島塗: 朱七尾椀(合鹿椀)・奥田志郎

「不思議だけれど美しいものの持つ力みたいなものを感じました。」

・・・前略

いままで粥椀として売らせていただいていたものと並べてみましたら殆んど同じものだったのです。

・・・中略・・・

五十年余りも経てしかも出来上がってから気がつくなんてと思いますが、五十年余前に奥田達朗氏が数ある合鹿椀の中から一つを選んで写したものと、弟さんの奥田志郎さんが「いいから写してみよう」と思われたものが殆んど同じだったことに不思議だけれど美しいものの持つ力みたいなものを感じました。

工芸店ようび 店主 真木

漆器を扱う店としてスタートし、漆器にこだわり続ける工芸店ようび。
こんな愉しいエピソードが生まれてしまうとは!^^

「粥椀」へのオマージュを込めて、「七尾椀」で「粥椀」と同じアングルで写真を撮ってみました。
どうでしょう、塗りがどちらも奥田志郎さんであることもあり、本当に瓜二つです^^

この度、「粥椀」は「七尾椀」の無地にバトンタッチされることも決まりました。
工芸店ようびの新たな1ページです。

あらためて、「粥椀」ファンの皆様、引き続き「七尾椀」もご愛顧よろしくお願いいたします。

漆器・輪島塗:朱粥椀《合鹿椀》・奥田志郎

七尾椀

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

[mailpoet_form id="2"]