妙を愉しむ 信楽焼・伊賀焼
信楽や伊賀のような釉をかけないで高温で焼くものは、一つとして同じものは出来ません。火のありよう(火の当たり方や温度、窯の中の置く場所)によってさまざまに変化するのです。それがまた人間技ではない予測不能の面白さとなります。陶芸家たちはその妙をたのしみますし、私たちも食卓に持ち込み、さまざまな変化をたのしみます。
土をそのまま見せてくれるこの種のやきものは、何か大地の力を与えられるように思われます。是非食卓に導入してください。たっぷり水を沁ませて果物、おさしみ、焼物など、たのしんでみて下さいませ。
お膳に乗せられる時は高台に小さな紙を敷いていただくと傷を防ぐことが出来ます。机に乗せられる時も心して、やんちゃなものですから。
工芸店ようび 店主 真木
晩秋のコーディネイトです。
不思議ですが、信楽焼や伊賀焼、あるいは、焼〆のうつわを中心にコーディネイトすると、色絵や染付などが、シンプルにまとまってくるような・・・。
そんな気がしませんか(^o^)