「大ぶりに切った鰹など盛るとかえって迫力があるものだと思いました。」
乾山写しの春草のお向付をつくりました。思っていたより少し大きく深くなってしまいましたが、大ぶりに切った鰹など盛るとかえって迫力があるものだと思いました。寸法とは一番大事なもので、少しの大小をよみ間違うと、向付がおどんぶりのようになったり魅力のないものになってしまいます。
使い方をさまざま考えて、その「大きすぎる、小さすぎる」を逆手に、魅力的に使うことも出来るのだなとこの度は思いました。
辻村塊さんの酒器はやはり力強く自由で大いに焼き物をたのしませて貰えるものです。
工芸店ようび 店主 真木
「いつかは乾山・・・」。
伏原博之さんにいろいろに写していただいている乾山シリーズ。
こちらの本歌は「乾山銹絵染付春草図茶碗」です。
つくし、ワラビ・・・、花は雪割草でしょうか。
うつわの外側、そして内側にも春の草花・・・。
春到来の喜びがうつわに一杯です!(^^)/