染付芙蓉手兜鉢・土山敬司
「古染付とは違う何かを感じさせてくれるよいものになったと思っています。盛り心地抜群の向付です。」
土山さんにもっともっと本歌に近付けてと、どんどん薄くして高台内も飛び鉋にしたりして作っていただきました。本歌は渕が輪花になっていて虫喰いがあったりするものですが、これはきれいに整っています。
清水焼の本場で育ち父上より伝授された技術は凄いもので、どんなことでも出来る技術を持たれているうえに、面白くして、もっとラフになどと不尊なお願いをし、その結果古染付とは違う何かを感じさせてくれるよいものになったと思っています。盛り心地抜群の向付です。
三度豆と牛蒡をごま和えにしました。三度豆はやわらか目に、牛蒡は少し硬めに茹でていただくとバランスが良いあえものになると思います。お醤油ベースでもお味噌ベースでもよろしいかと思います。
工芸店ようび 店主 真木
今日は「ごまの日」。
ということで、ごま和えと土山敬司さんの芙蓉手の小鉢のご案内です。
芙蓉手とは、大輪の芙蓉の花を思わせてくれるから・・・。
ヨーロッパでも人気だった芙蓉手だからでしょうか、洋の料理も似合います。