双菊の向付

九谷焼:染付双菊形向付・正木春蔵

「二種類の菊を抱き合わせた盛り映えのするよい向付だと思います。」

こちらは別に御紹介しております琵琶の向付と同じ頃のもので、久し振りに作っていただきました。二種類の菊を抱き合わせた盛り映えのするよい向付だと思います。

菊の葉の猪口をつけて菊の一揃えとしてみました。阪東さんの赤絵金彩の徳利が花を添えています。盆は塗って20年近くなる真塗黒の足付丸盆です。

工芸店ようび 店主 真木

正木春蔵さんから「型物」です。

「型物」はお料理屋さん向けの難しいうつわと思われがちですが、季節をダイナミックに演出してくれます。

秋らしくない今年の秋。
食卓にこそ秋を存分に。
お造にきのこと三つ葉の軸のみぞれ和えを添えました。

双菊の向付

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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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