今日は「うるしの日」:日本産のうるしにとことんこだわります。

朱4.2寸汁椀・奥田志郎

今日は「うるしの日」です!

古く縄文時代には漆が使われていた日本、残念ながら国産はなんとわずか3%。
安い中国産におされたり、漆の掻き手が減少したり・・・。

でも、国がようやく動きました。
全ての文化財の修理を国産漆で賄うことに。

これを機会に、日本の漆が身近になることを期待したいですね(^^)/

さて、国産はわずか3%。
つまり「漆器」といわれているもののほとんどは、外国産の漆。
あるいは、漆ではないものが使われています。

ご存知、
工芸店ようびは、日本産のうるしにとことんこだわります。
見えないところまで・・・。

毎日いただくお味噌汁のお椀から、本物の漆器にであってみませんか。
唇にも持つ手にも優しい漆のお椀は日本産の漆だからこそ。

こちらのお椀は、お味噌汁にぴったりの寸法となっています。
もちろん、下塗り、中塗りも国産の漆を使っています。

染付・阪東晃司

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木