白が似合いますね。

斑6寸端取鉢・吉井史郎

先週末の土曜日、奈良の若草山では冬の風物詩「若草山焼き」が催されました。

若草山は、その名の通り一面芝の仲間「ノシバ」に覆われていて、
のんびりお弁当を広げたり走り回ったり、遠足にぴったりの小さなお山です。
場所は、東大寺と春日大社のすぐ近く。

奈良と言えば、天然記念物の鹿も有名ですね。
「ノシバ」は春日大社の神の使いでもある鹿と共存関係だそうです。

鹿の餌となるだけではなく、
鹿に食べられることによって成長し、
驚くことに、種は食べられることによって発芽に至るのだそう^^

さて、
吉井史郎さんから貫入がしっかりと見られる斑釉の中鉢です。
先週末ご案内した「器替わり」に、沢庵の漬物鉢としてご紹介しました。

白が似合いますね。

貫入の入り方もですが、ゆがんだ形も愉しい中鉢。
せっかくですので、一点物としてご案内です。

お見逃しございませんように!(^^)/

【一汁一菜・器替わり】

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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この度の能登大地震で被災をいたしました奥田志郎氏に対して、お客様よりようびを通じての温かい御支援御鞭撻を頂戴致し、ありがたく厚く御礼申し上げます。

只今の状況は、輪島市内に関して行政からの進展は遅く、避難所と車の中という暮らしを強いられる状況です(五月十一日にやっと仮設住宅に入れることになったそうです)。

道具その他、壊れた家から出すのは危険を伴いますので、専門家に依頼して、今懸命にお見せ出来るものを含めて探索中でございます。それが済みますと行政が撤去することになると聞いております。

何とか元気にはしていらっしゃる状況でございますので、とりあえず現状の御報告と御支援の御礼を申し上げさせていただきました。

2024年5月1日

工芸店ようび 店主 真木

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