白が似合いますね。

斑6寸端取鉢・吉井史郎

先週末の土曜日、奈良の若草山では冬の風物詩「若草山焼き」が催されました。

若草山は、その名の通り一面芝の仲間「ノシバ」に覆われていて、
のんびりお弁当を広げたり走り回ったり、遠足にぴったりの小さなお山です。
場所は、東大寺と春日大社のすぐ近く。

奈良と言えば、天然記念物の鹿も有名ですね。
「ノシバ」は春日大社の神の使いでもある鹿と共存関係だそうです。

鹿の餌となるだけではなく、
鹿に食べられることによって成長し、
驚くことに、種は食べられることによって発芽に至るのだそう^^

さて、
吉井史郎さんから貫入がしっかりと見られる斑釉の中鉢です。
先週末ご案内した「器替わり」に、沢庵の漬物鉢としてご紹介しました。

白が似合いますね。

貫入の入り方もですが、ゆがんだ形も愉しい中鉢。
せっかくですので、一点物としてご案内です。

お見逃しございませんように!(^^)/

【一汁一菜・器替わり】

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年67月23日

工芸店ようび 店主 真木

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