干しておいた大根を下茹でし炊いてみました。

窯変沓鉢・和仁栄幸

今日は「逸話の日」ということで、工芸店ようびの「色絵燕子花紋4寸皿・伏原博之」から、逸話というか、うんちくというか・・・^^

去年は「琳派400年」、京都ではあちらこちらで特別展が催されました。本歌にオマージュ作品に・・・。
京都国立博物館の「琳派 京を彩る」はさすがに圧巻(^^)/

その琳派の始祖、尾形光琳の『燕子花図』は『風神雷神図』『紅白梅図』と並ぶ代表作ですが、この燕子花は、京都大田神社のカキツバタ群落がモチーフになったと言われています。

このカキツバタ群落、かつて京都(盆地)が湖であった頃の名残を見せるものとして、国の天然記念物にもなっています。
(地下)水が美味しいことで有名な京都ですが、もとが湖だったことを知る人は、関西以外は少ないかも知れませんね。

5月上旬頃に開花するのですが、今年は早そうです^^

さて、焼き締めを中心にご案内している1月ですが、こちらは、和仁栄幸さんから沓型の大鉢です。

干しておいた大根を炊いてみました。
出汁がよくしみ込んで、寒い日にありがたい一品になりました(o^^o)

焼き締め

現在、「投稿お知らせメール」を配信できない状態です。
ご迷惑おかけしています。

ようびの器 ものみな美しき日々のために



大阪の器屋「工芸店ようび」 半世紀の記録!

店主 眞木啓子の初めての著書です。
ぜひご一読下さいませ。

全国の書店、オンライン書店(Amazon,楽天ブックス他)、店頭、電話注文にてご購入いただけます。
電話でのご注文の場合、送料は385円となります。
TEL:06-6314-0204

amazon →
rakutenブックス →

TEL:06-6314-0204
全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木