織部焼:織部掛け分け小判皿23×19cm・有松進

織部焼:織部掛け分け小判皿23×19cm・有松進

「地味」な里芋ですが織部の緑がもり立てています。

今日は「中秋の名月」。

平安時代に中国から伝わった風習は、貴族から庶民に広まり、芋の収穫期と重なることから「芋名月」と呼ばれるようになりました。

日本海側と北海道ではすっきり晴れて満月を楽しめるそうです。

さて、有松進さんの「小判皿23×19cm」が、ビードロ、灰釉、そして、新作の「織部掛け分け」、と充実してきました。

掛け分けはうつわに軽快な風景を与えています。

「芋名月」ということで、きぬかつぎを盛ってみました。
「地味」な里芋ですが織部の緑がもり立てています。

織部焼き

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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木