天神祭の金屏風を背景に、本宮のこの日にスタートさせていただきます!

朝鮮唐津旅枕花入れ・中村恵子

朝鮮唐津という名称は、「これが歴史的にこの様な根拠です」というものはなく、斑唐津ともいうように、黒釉の上に乳白色の釉を斑にかけて焼きます。このタレ具合でとても良い感じになることがあるのを、その気色をたのしみます。
陶胎はもちろん唐津の土です。
中村恵子さんの朝鮮唐津は黒釉の色が美しく白釉が青く窯変しているように見えます。

この少しへこんでいる旅枕型の筒も、高さと口径のバランスがよく小さなお花を生けやすく、一本の草花が生き生きと見えます。

工芸店ようび 店主 真木

今日25日は、菅原道真の月命日、大阪の夏のお祭り、天神祭の本宮です。

「特集・季節に寄り添う・夏篇」は、
天神祭の金屏風を背景に、本宮のこの日にスタートさせていただきます!

こちらは、唐津焼の中村恵子さんから、朝鮮唐津の花器です。
一輪だけでも絵になるのが日本の山野草。
金屏風を前に、この通り!^^

7月の最後は、花器をご案内させていただきます。
のんびりお付き合い下さいませ^^

花器"

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木