ドウダンツツジなど、枝ものも懐深く受けとめてくれます^^

鉄釉押地文瓶・田中茂

土はさまざまの産地のものが混じっている黒い土で、縄で押した文様が一面についています。
少し高めの花入ですが、お花をごく低く入れて使うとまた別の魅力をひき出してくれると思います。

口が少し小さくなっているのもこの花生が引き締まって見え、花の止まりがよろしいのです。

工芸店ようび 店主 真木

掛け軸は祇園祭の山鉾です。

関西は、大阪の天神祭に対して、京都は祇園祭。
その祇園祭は後祭が復活し、山鉾巡行の2度目は先日の24日でした^^

さて、花器は、工芸店ようびでは新しい作家さん、田中茂さんのものです。

表面的には、籐の籠を編んだかのようですが、
こちらの花器は、ずっしり重く、印象通りの重厚な趣です。

ドウダンツツジなど、枝ものも懐深く受けとめてくれます^^

花器"

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ようびの器 ものみな美しき日々のために



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全壊しておりました輪島・奥田志郎さんの家と工房の中から、専門家にお願いして何とか一部引っ張り出すことが出来ました。

めずらしいものも出てきましたりで宝さがしの様です、と奥田さん。しばらくは拭漆のものは出来る体制でございますが、この様な真塗のものは出来ませんので、改めて「よい塗物だなあ」と感心しています。

まだまだ商品を作っていただくことの出来ない状況でございますので、これらを出させていただくことで少しは前に進めると思っております。

よろしくお願い申し上げます。

2024年6月23日

工芸店ようび 店主 真木