染付みじん網目小皿・阪東晃司
「お正月明けにほっとしてちょっと一杯」
「お正月明けにほっとしてちょっと一杯」のおしつらえです。
みじん網目は阪東晃司さんのお得意のもので、美しく飽きることのないお皿です。こんな美しくなにげなくて有用な道具はないと思うものです。大きい方のお皿には長芋のうに和えに金箔(ちらり)、小の方は黒豆です。
赤絵の徳利と信楽のぐい呑を合わせ、箸置は織部。よいバランスと思うのですがいかがでしょう。折敷は隅切の脇取で、このような時効果的な寸法です。潤色はのせるものをやさしく受け止めてくれます。
工芸店ようび 店主 真木
工芸店ようびの2025年は阪東晃司さんから始まります。
描いている風景を思い浮かべるだけで、こちらまで思わず息を止めてしまいそうな緻密な網目文様。
美しすぎるのですが、毎日の食卓に不思議と馴染みます。
さて、お正月に、幸いにも奥田志郎さんのお椀をご案内できました。
実は、こちらの折敷も、いつになるかお伝えできませんが、奥田志郎さんの工房から救出される予定です。
のんびりお付き合いくださいませ。